■血液透析とは?
血液透析(HD)は、体内の血液をポンプを使い体外に出し、"ダイアライザー"と呼ばれる人工腎臓(透析膜)に血液を流し、余分な水分や毒素を取り出します。毒素や水などを取り出す時間はおよそ4〜5時間で、これを週3回程度行います。
血液透析中はベッドに横になり安静にしておきます。本を読んだり、テレビを視たり、音楽を聴いたり、眠ったり...人それぞれに長い透析時間を有効に使っています。
血液透析施設は、正直ピンからキリまであります。十分な透析が出来る施設を選びましょう。情報を仕入れるためには、透析"通"な患者さんとのコミュニケーションも大事ですね。通常の透析では5時間という透析時間を確保したいところです。ゆっくり時間を掛けて水引きや透析を行えば体への負担も軽減できます。
通常の血液透析とは違う、"オンラインHDF"という透析療法もあります。通常の血液透析では除去困難な物質を除去することで、生存率も高くなることが期待されます。ここでは詳しい説明は出来ませんので、"オンラインHDF"で検索し各自勉強してみてください。
また、"在宅血液透析(HHD)"といって、家庭に透析装置を設置して透析を行っている方もいます。しかし、なかなか普及せず、全国でも100人前後(2006年現在)の患者さんしかおりません。在宅透析に積極的な医療施設も少ないのが実情です。透析装置は全額保険で出ますが、給排水工事費や水道・電気代は自己負担です。
血液透析を行うために『シャント』と呼ばれる血管バイパス手術を行う必要があります。主に利き腕ではない方の手首付近の静脈と動脈を繋いで静脈側の血流量
を増やす手術です。
透析治療(腹膜透析及び血液透析)に占める割合は血液透析(HD)が96%と圧倒的に多いです。子供さんは血管が細い事もあり血液透析は難しいので、殆どが腹膜透析を行っているようです。