▲"ヘマトクリット"グラフ。1996年〜2007年間の推移。
■腎疾患の患者さんは貧血になりやすいので"ヘマトクリット"(通称:ヘマト)の値は注意して観察しましょう。"鉄"欠乏にも注意。
腎不全保存期(1996〜2001年3月) は、造血剤(エリスロポエチンや鉄剤)の注射は行っていませんでした。厳しい食事制限を行っていましたが、特別"貧血"といった症状はなかったです。ただ、グラフを見ても分かるように右肩下がりではありますね。
CAPD施行時(2001年3月〜2005年6月)は、特に食事制限は行っていませんでした。それでも腎機能が低下しているため貧血は進み、"エスポー"を隔週で15,000単位打っておりました。
2007年1月現在、血液透析中です(2005年6月開始〜)。特に食事制限は行っていませんし、しっかり食事は摂っているつもりですがヘマトの波はありますね。30%を超えていれば合格でしょうか。20%前半だと軽い運動でも息切れし辛い。貧血が進むと、ヘモグロビンとの兼ね合いで輸血も頭に入れる必要がある。
2005年4月のグラフをご覧下さい。急激に落ち込んでいる箇所があります。利尿剤"ラシックス"の過剰投与(経口&点滴)で"骨髄抑制"になり、ヘマトが20.9%、ヘモグロビンが6.8g/dLまで落ちたことがありました。入院中の出来事でしたが、当時の腎内科部長が回診時に異常なデータを発見され、"ラシックス"は即中止、緊急HDを行い、危うく難を逃れました。そのままだと輸血の恐れがありました。
※腎不全保存期〜腹膜透析〜血液透析における私個人の血液データを公開しておりますが、データには個人差がありますのでご注意願います。あくまで目安にしてください。
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